
中日は15日、西武からトレードで佐藤龍世内野手(28)を獲得すると発表した。17日に入団会見を行う。
交流戦での対戦が終わった直後の発表となった。この日も中日打線はロッテと並ぶ両リーグワーストタイの14度目の完封負けをするなど、打線の強化が課題だった。
今季は1軍で出場はないが2軍では三塁、二塁などで41試合に出場。打率3割2分4厘、4本塁打、16打点と数字を残している。
中日は三塁手に困っている。「4番・三塁」構想の石川昂弥内野手は極度の不振。福永裕基内野手が左手首、高橋周平内野手が左肘を負傷し長期離脱となっている。ジェイソン・ボスラー外野手(31)、オルランド・カリステ内野手(33)もとても期待に応えている数字ではない。
昨季は4番を32試合任された佐藤の勝負強い打撃力は、打撃不振が続く中日にとって、大きな戦力アップとなる。