
<全日本大学野球選手権:東北福祉大8-1福井工大>◇15日◇決勝◇神宮
東北福祉大(仙台6大学)が、7年ぶり4度目の王者に輝いた。翌日16日に59歳の誕生日を迎える山路哲生監督(58)に「日本一」をプレゼントした。
2回に先制。3回にも守備の乱れで1点を追加し、なおも2死二、三塁の好機。新保茉良内野手(4年=瀬戸内)の中前適時打などで、さらに2点を追加。4回にも追加点を挙げ、6点リードを奪った。
6-1の7回には、松本大輝外野手(2年=智弁学園)が右中間に今大会2号目のソロ本塁打。終盤に入っても攻撃の手は緩めることはなかった。
前日の青学大(東都)との準決勝に続いて先発したエース桜井頼之介投手(4年=聖カタリナ学園)が好投。注目投手が名を連ねる投手陣を率いてきたエースが、全国の頂点へ導いた。