
<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム-広島>◇14日◇エスコンフィールド
日本ハム野村佑希内野手(24)が復帰1号を放った。0-0の2回先頭で、カウント1ストライクから広島先発床田のカットボールを捉えた。打球は高く舞い上がり、2階席前面の広告ボードに当たる7号先制ソロとなった。
ベンチに戻ってくると、新庄剛志監督(53)は両手でバツ印をつくる“ダメダメ”ポーズで出迎えた。開幕時から指揮官は、野村に二塁打を打つよう指示を出しており、本心からの「バツ」というよりはむしろ“二塁打じゃなくて本塁打っちゃて~”という喜びの裏返しとも取れる。
野村の本塁打は、左脇腹を負傷する直前の5月13日オリックス戦以来32日ぶりで「昨日はストレートへの対応が悪かったので、少し早めにタイミングを合わせたことがいい結果につながったと思います」とコメントした。