
<メッツ4-3ナショナルズ>◇12日(日本時間13日)◇シティフィールド
メッツ千賀滉大投手(32)がケガをしたプレーで、同僚のピート・アロンソ内野手(30)が自分を責め、落胆した。
千賀は、ナショナルズ戦に登板し、5回2/3を1安打無失点1四球5奪三振で7勝目(3敗)を挙げたが、守備中のアクシデントで右太もも裏を痛め緊急降板。一時は倒れ込んで痛みに苦しむ状態だった。
アクシデントが起きたのは、6回1死で一ゴロのベースカバーに入った時だった。アロンゾからの送球が高くそれ、ジャンプして捕球。着地してベースを踏み、アウトを取ったが、すぐに倒れ込んだ。千賀はその後、アロンソを気遣い、通訳を通じて「痛みを感じたのはジャンプする前だった」と伝えたという。
だが、アロンソは試合後、現地中継局SNYなどの囲み取材に応じ、「それでも申し訳ないと感じている。僕のせいだ。ひどい送球になってしまった。あんな結果になってほしくなかった」と肩を落とした。