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【阪神】11号弾&トップ46打点の森下翔太は3連敗も泰然自若「個々がやること分かっている」


阪神の森下翔太外野手が西武との試合で先制のソロ本塁打を放ち、チームに貴重なリードをもたらしました。一回表、2アウトの状況で146キロの直球をとらえ、左翼ポールをかすめる形で11号をマークしました。森下は「甘いボールをしっかり振り切れた。」と述べ、打点を46に伸ばしました。一方で、四球を選ぶなどでの貢献も光る中、守備でのミスもあったため、一層奮起した姿勢を見せています。チームは3日連続の逆転負けに沈んでいますが、森下は気持ちを切り替えて次戦での巻き返しを誓いました。

西武対阪神 1回表阪神2死、先制ソロ本塁打を放つ森下(撮影・江口和貴)

<日本生命セ・パ交流戦:西武4-1阪神>◇12日◇ベルーナドーム

阪神森下翔太外野手(24)の打球は、すさまじい勢いで左翼ポール際のわずか内側を通過した。初回2死、左腕菅井に対してカウント2-1。真ん中直球146キロを振り抜いて先制の11号ソロだ。「甘いボールを、自分のスイングで振り切れた。先制点が取れたのでよかったです」。ベルーナドームの長い階段を上がり切った直後でも息ひとつ乱さず、バスへと歩いた。

この5試合で3本とペースアップ。前日の適時打に続く先制打で打点を46に伸ばし、連日抜き抜かれつのトップ争いをしている佐藤輝に再び並んだ。

本塁打の陰で、貢献度の高い打席を続けている。4回先頭に続いて8回1死一塁でも四球を選んだ。山田からファウルで粘って9球目を見逃した。「もう走者をためるしかなかった。輝さんと大山さんにつなぎました」と振り返った。

一方、左翼守備では痛いミスがあった。1点ビハインドの4回1死二塁。平沼が放った前方への小飛球にフェイクでグラブを上げた直後、変則回転でバウンドして方向が変わり、後逸してしまった(記録は安打と失策)。追加点を与えるプレーに「ちょっと難しかった。人工芝のグラウンドはまだあるので頑張ります」と反省した。

帰りのバスのエンジン音の向こうで、西武ファンの凱歌(がいか)が聞こえる。「切り替えて、明日勝って、またいい流れを持ってきたいと思います。個々がやるべきことは分かっていると思うので、あとはそれがつながるかつながらないかの差。やることは変わらずやっていきます」。3日連続逆転負けで喜べない夜。背番号1は悔しさを糧に、仙台へ向かう。【柏原誠】

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