
<日本生命セ・パ交流戦:西武-阪神>◇12日◇ベルーナドーム
2年目でプロ初登板を果たした阪神椎葉剛投手(23)を、先輩野手が必死にサポートした。
7回に3番手で登板。緊張からか、先頭に対してストライクが入らない右腕に、遊撃から木浪聖也(30)が駆けつけて、声をかけた。無死一塁から左飛で「初アウト」を奪うと、三塁の熊谷敬宥(29)が拍手をするようにまた声かけ。
その後、安打を浴びたあとには捕手の坂本誠志郎(31)と内野陣がマウンドに集まった。
ピンチを招いた椎葉だったが、無失点でイニングを投げ終えた。ベンチではほぼ全員が椎葉のもとに近づいて、力投をたたえた。