
<広島2-5阪神>◇30日◇マツダスタジアム
4年目の阪神豊田寛外野手がダメ押し打でプロ初打点を挙げた。
2点リードの9回1死二、三塁に代打で出場。広島3番手塹江に2球で追い込まれたが、3球目内角への154キロ直球を捉えた。打球は前進守備の広島野間の頭上を越し、フェンス手前に球が落ちる適時二塁打になった。「先輩たちがつないでくれたチャンスだったんで、どんな形でもいいので1点欲しいなと思って、食らいついていこうと思っていた」と喜んだ。
21日に今季初めて1軍昇格すると、代打では6打数4安打1打点。「結果を求めすぎないというか、欲を出さずに、打席立つ前の準備や、頭の中を整理して立つことは心がけてやってます」。東海大相模では森下の3学年先輩。新代打の神様を襲名する勢いだ。