
<パドレス-ドジャース>◇10日(日本時間11日)◇ペトコパーク
ドジャース大谷翔平投手(30)が、23年9月に右肘を手術して以来3度目となるライブBP(実戦形式の投球練習)を行った。
イニング間のインターバルを入れながら3回を想定。マイナー選手を相手に打者のべ11人と対戦し、安打性0、6奪三振、1四球の結果だった。最速は96マイル(約154・5キロ)。44球を投じ、全球種を交えた。
この日はピッチコムを使用し、捕手にサインを伝達。クイックモーションで二塁走者を想定しながら投球するなど、実戦により近い形になってきた。
プライアー投手コーチは大谷のライブBPを振り返り、「(投手として理想の状態まで)近いと思う。本当の実戦で3、4回投げるまでなんとも言えないが、今日は全体的に制球できていたし、投げたい球種を思うように操って、自信を持って投げていたと思う」と前向きに語った。