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【ソフトバンク】今宮健太が汚名返上の4安打「ホっとしています」交流戦1位タイ浮上


ソフトバンクの今宮健太選手が、右前腕屈筋群の怪我から復帰後に初の4安打を記録し、チームを交流戦で1位タイに導いた。試合は巨人戦で、今宮は同点の8回で1死満塁の場面に勝ち越し打を放ち、貴重なリードを奪った。昨年も巨人との対戦では苦戦していたが、この日は打線が続き、一挙に3得点を加え、5-2で勝利を収めた。今年は4月下旬に負傷し離脱していたが、復帰後に大きな活躍を見せ、ソフトバンクは今シーズンの貯金を最多タイの3に伸ばした。今宮は試合後、「今日は今日で、もう寝ちゃったら終わる」と冷静なコメントを残し、次戦へと気持ちを切り替えた。

ソフトバンク対巨人 8回裏ソフトバンク1死満塁、勝ち越しの左前適時打を放ち、本多コーチ(右)とタッチを交わす今宮(撮影・岩下翔太)

<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク5-2巨人>◇10日◇みずほペイペイドーム

ソフトバンク今宮健太内野手(33)が復活の4安打でチームを交流戦1位タイに浮上させた。「日本生命セ・パ交流戦」の巨人戦で同点の8回1死満塁に決勝の左前適時打。「右前腕屈筋群の筋挫傷」から1軍復帰後初めて複数安打を放った。昨季のセ・パ王者が激突する第1ラウンドはソフトバンクが勝利。2カードぶりの初戦白星で貯金は今季最多タイ「3」となった。

   ◇   ◇   ◇

名手が復活を示した。3安打を放って迎えた2-2の8回1死満塁、自身第5打席。今宮は巨人田中瑛の内角シュートを左翼前に運び、鬱憤(うっぷん)を晴らした。2回の1死満塁では痛恨の併殺打。「最初のチャンスでゲッツーを打っていた。(8回は1番の周東)佑京が歩かされることは分かっていた。だろうな、と。ファンの皆さんの声援で打てた1本だと思います」。首をかしげる日々を乗り越え、1年ぶり通算10度目の1試合4安打を決めた。

4月下旬に死球を受けて「右前腕屈筋群の筋挫傷」で一時離脱。今月から戦列復帰したが、マルチ安打は1度もなく6月3日の中日戦ではバント失敗もあった。通算397犠打は現役トップで歴代4位。今宮本人が「掘り出したくないですけど」と話す苦い記憶だったが、この日は4安打の大暴れで汚名返上した。「まだまだですけど、まずは今日ね。チャンスメークもできたし、(満塁)2回目で結果を出すことができた。ホッとしています」と胸をなでおろした。

今宮の一打で打線は一気に目覚めた。なお1死満塁で首位打者の柳町が左前適時打、4番近藤が中前適時打。3者連続タイムリーで一挙3得点をあげた。そのまま3点リードで逃げ切り、昨季のセ・パ王者が激突する第1ラウンドで勝利。2カードぶりの初戦白星で貯金は今季最多タイ「3」となった。

昨季はパを含めて唯一カード負け越しを喫したのが巨人。リベンジともいえる本拠地3連戦の初戦で役者が大仕事を果たした。今宮は「今日は今日で、もう寝ちゃったら終わるので」と切り替えを強調。交流戦1位タイに浮上し、通算9度目の勝率1位フィニッシュへ好位置につけた。【只松憲】

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