
<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク-巨人>◇10日◇みずほペイペイドーム
巨人坂本勇人内野手(36)が帰ってきた。4回に得意の内角打ちを披露し、同点打を放った。
1点ビハインドの4回2死二塁。カウント1-1から、ソフトバンク有原の内角カットボールを捉えた。打球は左翼手の頭上を越える適時二塁打となり、二塁ベース上で小さくガッツポーズを見せた。NPB通算462本目の二塁打となり、歴代1位の487二塁打を誇る立浪和義氏の記録まであと25本に迫った。
続く中山礼都内野手(23)も中前打で続き、二塁走者の坂本は激走。一気に本塁に生還し、チームは逆転に成功した。
坂本は今季開幕から苦しんだ。打撃不振で4月15日に出場選手登録を抹消。岡本和真内野手(28)の離脱により5月7日に緊急昇格したが、同12日に再び2軍に降格していた。ファームでは打撃フォームを見つめ直し、6日のオイシックスとの2軍戦では第3打席に今季初本塁打。復調をアピールし1軍の舞台に帰ってきていた。