
<パドレス7-8ドジャース>◇9日(日本時間10日)◇ペトコパーク
パドレスのマニー・マチャド内野手(32)が、微妙な判定に大激怒した。
6-8の延長10回無死二塁で、左腕タナー・スコット投手(30)と対戦。フルカウントから外角のスライダーを見送り、四球を確信して一塁へ歩きかけたが、判定はストライク。微妙な判定にマチャドは激しい口調で球審に詰め寄り、一塁ベンチからシルト監督も飛び出した。
退場を宣告されるまでには至らなかったが、ライバル対決で後味の悪い判定となった。続くジャクソン・メリル外野手(22)が1点差に詰め寄る適時二塁打を放ったこともあり、マチャドは一塁ベンチで終始納得のいかない表情を見せていた。
若き日のマチャドは血気盛んで、「問題児」や「悪童」と呼ばれたこともあったが、パドレスでは精神的支柱として、打倒ドジャースに燃えるチームをまとめている。