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【西武】先週のMVP&今週の展望 サブ選手がどれだけ状態アップできるか


西武ライオンズは、先週のヤクルト戦で花咲徳栄の吹奏楽部と浦和学院の吹奏楽部が特別に参戦し、日刊スポーツの計測で今季最大の95デシベルを超える盛り上がりを記録しました。この非日常の一体感がチームを後押しし、連勝を果たしたことが今週のハイライトでした。今週は、ルーキー渡部聖の戦線離脱が続く中で、代役の平沼や蛭間らがどれほど活躍できるかが注目されています。戦力の厚みを増すためにも、リリーフが手薄な状況で新たな選手の台頭が期待されています。2軍からは育成3年目の右腕・三浦が良い状態を見せており、今後の昇格が注目されています。また、14日と15日の中日戦では、アニメ「クレヨンしんちゃん」とのコラボイベントが予定されています。

西武先週の勝敗と今週の予定

各チームの現在地を紹介します! 球団別に担当記者が選んだ先週のMVP、今週の見どころ、入れ替え&2軍情報、広報情報をお届けします。

【西武】

<先週のMVP>西武を“青春の音色”が後押しした。3日のヤクルト戦(ベルーナドーム)に西川の母校、花咲徳栄(埼玉)の吹奏楽部が来場し、左翼席での演奏で西武ファンを盛り上げた。「チャンステーマ4」での場内の音量は日刊スポーツ計測で今季最大の95デシベル超。OB渡辺の白星を引き立てた4日の浦和学院吹奏楽部も含め、“非日常”の一体感での連勝が、先週最大のハイライトといえる。【金子真仁】

<今週の見どころ>ルーキー渡部聖が左足首捻挫で戦線離脱して以降、代役となる平沼、蛭間らスタメン左翼手の打撃結果が軒並み苦しく、西口監督も「全く結果が出てこないっていうね。ほんっとに」と、おかんむりになるほど。レギュラーが固まりつつある中、サブの選手たちがどれだけ状態を上げてくるかにも注目の1週間。上位進出には、やはり選手層の厚みが求められてくる。

<入れ替え&2軍>左腕佐々木の支配下登録に伴い、支配下選手枠は残り「3」となった。1軍はリリーフがやや手薄。その中で“穴”的存在ながら、育成3年目右腕の三浦が状態を上げてきた。2軍戦登板を始めたばかりながら、5月29日のオイシックス戦は3回6奪三振で圧倒。もともと回転数の豊かさには定評があったが、オフにはエース今井に師事するなどレベルを上げている。

<広報情報>西武は14日、15日の中日戦(ベルーナドーム)でアニメ「クレヨンしんちゃん」とコラボする。90年に漫画連載が始まり、埼玉・春日部を舞台とした大人気作品。当日は主人公の野原しんのすけと、名キャラのボーちゃんがセレモニアルピッチにも登場。コラボグッズも販売される。

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