starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【大学選手権】17年ぶり出場の青森大、初戦敗退も最後まで粘り見せ“クレイジー野球″体現


青森大学(北東北)は全日本大学野球選手権の初戦で東海大学(首都)に2-6で敗北し、17年ぶりの全国大会への挑戦は初戦敗退に終わりました。先発投手の坪田幸三は、全国大会初出場の緊張感が影響し力が入りすぎたと自己分析。しかし、悔しさを成長の糧にし、次のシーズンへの意欲を高めました。試合は1-6で迎えた9回に1点を返す粘りを見せ、大会に挑む際の「クレイジー野球」の精神を最後まで体現しました。青森大は2008年以来の全国大会出場を果たし、今後の再挑戦に向けた第一歩を踏み出しました。

東海大対青森大 9回表青森大1死一、三塁、土方の右前適時打に喜ぶ青森大ナイン(撮影・柴田隆二)

<全日本大学野球選手権:東海大6-2青森大>◇9日◇1回戦◇東京ドーム

17年ぶりの大舞台は初戦で涙をのんだ。青森大(北東北)は東海大(首都)に2-6で敗れて初戦敗退。

先発のエース坪田幸三投手(4年=東奥義塾)は2回3失点(自責2)で降板。緊張はなかったが、初の全国に気持ちがたかぶった。「相手に向かっていこうという思いが強すぎて、力が入りすぎてしまいました」と反省。それでも「打たれたことでいろいろなことを学び、成長できるきっかけにもなりました。『秋も絶対に勝ちたい』という気持ちがさらに高まりました」と口にした。

チームは最後まで青森大らしさは忘れなかった。同大が掲げる“クレイジー野球″の定義の1つ、「狂ったように勝ちきる覚悟を見せつける」をしっかりと体現した。1-6の9回には1死から1点を返した。果敢に足も使うなど、最後の最後まで粘った。三浦忠吉監督(44)は「『本気で逆転しにいこう』、『本気で攻めていこう』という姿勢だと思います」。これが青森大の野球だ。

初戦敗退に終わったが、止まっていた時間が動き出した。同大は08年以来、全国大会の出場がなかった。だが今春、同リーグのライバル、富士大や八戸学院大を退けて、17年ぶりに全国切符を手にした。指揮官は「これをベースとして、次はもう1個、ステージアップできるように練習していきたいです」。全国では過去2度、4強入りした同校。かつての強さを取り戻す第1歩を踏み出した。【木村有優】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.