
<ヤンキース7-11レッドソックス>◇8日(日本時間9日)◇ヤンキースタジアム
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)がライバル、レッドソックス戦で22、23号の2本塁打を放ちドジャース大谷翔平投手(30)に並んだ。
1回無死一塁の第1打席で、新人右腕ハンター・ドビンズ(25)に対し、初球の高めフォーシームを右翼の2階席にたたき込む飛距離436フィート(約133メートル)の先制2ランだった。
相手のドビンズは、前日にヤンキースに対して挑発的な発言をし波紋を広げていた。地元紙ボストン・ヘラルドのインタビューで自分がアンチヤンキースだと明かし「もし自分に契約のオファーをしてくれる球団がヤンキースしかなくなったら、現役を引退する」と話しており、その不快発言を黙らせる一打になった。
さらに6点を追う9回1死一塁で23号2ランを放ち、7試合ぶりのアーチでマルチ本塁打。本塁打王争いはマリナーズのローリー捕手が26本で両リーグトップ。ジャッジは大谷と23本で同2位に並んだ。