
<全日本大学野球選手権:奈良学園大3-1東海大九州>◇9日◇1回戦◇神宮
奈良学園大がサヨナラ勝ちで、9年ぶりの全国星を飾った。
同点の9回。1死二塁から守優雅(もり・まさみ)捕手(4年=下関国際)がレフトスタンドにサヨナラ2ランを放り込んで試合を決めた。
投手陣も粘った。先発の八木唯斗投手(3年=福井工大福井)はソロ本塁打の1点のみに抑え、6回2死満塁で降板。救援した平野健太投手(4年=履正社)が三ゴロでピンチを切り抜けると、その後も毎回走者を背負いながら本塁を踏ませなかった。
先制された直後の3回には主将の本間悠人内野手(4年=奈良大付)が適時二塁打を放って追いついていた。
前回出場の18年は初戦敗退。4強入りした16年以来となる全国大会での勝利となった。