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【ヤクルト】伊藤琉偉“どん底力”直近4戦3発「びっくり」居酒屋バイトから独立L経てNPBへ


ヤクルトがソフトバンクに4-2で勝利し、試合のMVPとなったのは内野手の伊藤琉偉選手(22)だった。彼は5回にソフトバンクの松本投手から3号2ランを打ち、試合を決定づけた。伊藤選手は元々大学を中退し、居酒屋勤務を経て独立リーグからプロ野球の舞台に立った。彼のここ数試合での活躍がチームの勝利に貢献している。「結果を残すしかない」と語る彼は、守備の堅実さだけでなく打力向上にも力を入れている。プロ初本塁打は今月の西武戦で、短期間で既に3本の本塁打を記録しており、著しい成長を見せている。

ヤクルト対ソフトバンク ソフトバンクに勝利し、ガッツポーズで写真に納まるヤクルトの、左からオスナ、伊藤、高橋(撮影・河田真司)

<日本生命セ・パ交流戦:ヤクルト4-2ソフトバンク>◇8日◇神宮

ヤクルト伊藤琉偉内野手(22)が“どん底力”を発揮した。5回1死二塁、ソフトバンク松本晴から3号2ランを放った。スライダーを左翼席最前列に運ぶと、控えめに拳を握った。2戦連発、直近4戦では3発に「本当に自分でもびっくり。ただもったいない打席も多いので、そこをもっとしっかりできるように」と喜びつつ2三振の反省も忘れなかった。

BC新潟(現オイシックス)から23年ドラフト5位の2年目。取得単位が足りずに大学中退後、地元・群馬の居酒屋でアルバイトを経験した。消えかけていた野球の思いが、兄から草野球に誘われたことも契機に再燃。独立リーグからNPBの扉を切り開いた。

はい上がってきたエネルギーに満ちる。「こんなにお客さんが入ってる中でプレーできるのは本当に幸せ。こういう雰囲気はプロ野球でしか味わえない。自分の立場は結果を残すしかない」と言う。堅実な守備が持ち味だが「強く振る」と意識し、打力向上に取り組んできた。4月20日巨人戦ではサヨナラ打をマーク。プロ初本塁打だった6月5日西武戦から、もう3号。急成長を遂げている。

まだチームは借金17を抱える。逆境を知る男が燕を8カードぶりの勝ち越しに導いた。【上田悠太】

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