
日本代表が7日、大阪・堺市内で26年FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選インドネシア戦(10日、パナスタ)に向けて調整した。0-1で敗れた敵地オーストラリア戦から帰国後初の練習を有料で公開。2100人が集まり、利益の一部は能登半島地震の復興へ当てられる。
1プレー、1プレーに大きな歓声が上がった。DF長友佑都(38=FC東京)がゴールを決めれば「ブラボー」と盛り上がり、MF久保建英(24=Rソシエダード)がクールダウンでジョギングすれば「お誕生日おめでとう!」などと声が飛んだ。
オーストラリア戦の出場時間に応じてメニューが分かれ、出場しなかったメンバーは約1時間10分トレーニングを実施した。最後は観客席に向かって全員が並んで感謝。久保の号令のもと、この日が25歳の誕生日だったDF瀬古歩夢(グラスホッパー)にバースデーソングを歌って祝福していた。