
サッカー日本代表DF長友佑都(38)が、ワールドカップ(W杯)予選最後のインドネシア戦(10日・パナスタ)への変わらぬ意欲を口にした。
昨年9月から始まった最終予選だが、ここまで9試合はベンチ外が続いている。日本人唯一のW杯4大会連続出場の自負から「監督に選ばせられていない僕自身に悔しさを感じる。ピッチに入ったらやれる自信はある、そこは問題ない」。
史上2位の国際Aマッチ142試合に出場。日の丸への思いは誰よりも強い。
「この日の丸、日本代表という名誉を授かっている。サッカー人生は短いですけど、この日本代表のために戦える時間っていうのは、僕にとっては儚いというか、尊い部分でもある。どんな役割でも今の自分ができることをこの日本代表のためにやりたい気持ちはあります。でも、あきらめないですよ。選手として僕は絶対ピッチに立つという強い気持ち。日本代表のためにできる貢献をしたい」
今回は初招集組が多く、同じFC東京所属の俵積田、佐藤らもいる。18歳の佐藤とは20歳差というギャップがあるが、若手育成の指導役に終わるつもりはない。「盛り上げるために来ているわけじゃないんで。(インドネシア戦に)選んでもらうために練習から見せるしかない」と誓った。
ピッチに立った時にはどんな姿を見せたいですか? と問われると「魂。ひと言です」と取材対応を締めた。