
【パース(オーストラリア)6日=佐藤成】日本代表が26年ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選オーストラリア代表(同26位)に敗れて一夜明けた6日、日本に向けて出国した。
日本サッカー協会(JFA)宮本恒靖会長を先頭に、森保一監督(56)らスタッフ、コーチ陣、選手が午前9時過ぎに空港に現れた。試合終了から約12時間しか経過していなかったが、疲れた様子はなく引き締まった表情で報道陣の前を通過。頭を下げてあいさつする選手もいた。
森保監督も空港に居合わせたファンと握手を交わすなど、普段通りの「神対応」を済ませてから出国ゲートへ向かった。
オーストラリア戦で下腹部痛のため途中交代したDF町田浩樹(27=サンジロワーズ)は、検査のためパース滞在を延長。チームと別便で帰国する。検査結果次第では離脱する可能性もある。
チームは今後、関西で調整し、10日にインドネシア戦(パナスタ)を迎える。