
<日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク8-2中日>◇4日◇みずほペイペイドーム
中日がソフトバンクに連敗し、借金5となった。先発の三浦瑞樹投手(25)が5回持たず5失点でプロ初黒星。打線は9回にようやく2点を奪ったが、反撃が遅すぎた。試合後の井上一樹監督(53)の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-先発三浦が5失点
「『打たれるべくして打たれたな』っていう感じはするけどね。オレも我慢ならなくて、ちょっとマウンドにも行ったけど『もうちょっと頭使いなさいよ』っていうこと、オレは思ってるので」
-2回、マウンドで三浦には実際、どんな言葉を
「いや、だから、『もうちょっと頭で考えなさい』と。『防げることあるでしょ』っていう。『ソフトバンクさん見てごらん』と、『気持ちよく振ってるやないか』って、『ちょっと考えなさい』っていうことを言った」
-直球を打たれていた。配球面も
「それも含めて、考えなさいっていう。それは、みんな野球見てて、コーン、コーンいかれとんな。ストレート、ストレートいかれてんなと思ったでしょう。そういうところが、『ちょっと考えなさいよ』っていう話。『え、何か根拠あるのかな』とオレは思った」
-古巣相手で三浦も気合が入ったマウンドだった
「もちろんそれはもうソフトバンクの2戦目に投げるっていうことはもう決まってたわけだから、その時にもずっと言ってたけど、要は『見返してやれ』っていうことをオレはメッセージとして言ってるし、本人も見返したいみたいな気持ちで臨んでたはず。でも、やっぱりそこに知った仲間の連中がバッターボックス立った時に、例えば『自分が遠慮したら自分が死ぬんだよ』っていう話はもうしていたはずだから、遠慮なしに例えば『攻めるところは攻める』とか、『際どいところにも放らなきゃいけない』というようなものが今日あったのかどうかっていうのは、もちろんもう1回ね、帰ってから映像とかオレも見ますけど、そこでちょっと確認はしたいなと思います」
-5回、三浦と一緒にベンチに帰るときは、どんな話を
「要は、『オレがちょっとマウンドにカツ入れにいった後、お前、これ(3回、4回を)0、0で抑えてんだから偶然じゃないと思えよ』って。そこで『いろんなこと考えた時に、ハッと思った部分があったなら、それはちょっと反省しないと。次、じゃあお前で行こうっていう気にさせてくれ』って。『そういうふうにならないとお前が損するぞ』みたいな話をした」
-ソフトバンク前田純を打線も打てなかった
「打てんかったね…」
-明日は金丸が4度目の先発
「(打線が)点数を早めに取ってやらないとね」