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【巨人】打席に立った坂本勇人が背中から感じた長嶋茂雄さんの不思議なパワー


ジャイアンツの坂本勇人選手は、つい最近亡くなった長嶋茂雄元監督から受けた影響を振り返りました。坂本は、プロ2年目のキャンプで長嶋監督と初対面。「君の将来を期待している」という言葉と共に、そのオーラに感激したと述べています。試合中、力を感じた不思議な経験を何度もし、特に記憶に残っているのは「永久欠番シリーズ」や特別試合での活躍です。長嶋監督の存在感とその日が果たした輝かしい瞬間に、坂本自身の歴史が絡み合っていたことが強調されました。

巨人対阪神 阪神に勝利しスタンドのファンとタッチを交わす坂本(撮影・加藤哉)

巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんが、3日午前6時39分、肺炎のため、都内の病院で亡くなった。89歳だった。

   ◇   ◇   ◇    

「長嶋茂雄伝説」は数々あるが、巨人坂本勇人内野手(36)も、長嶋さんの不思議なパワーを肌で感じた1人だった。

直接、会話を交わしたのはプロ2年目の春季キャンプ。「君の将来を期待している」と体をペタペタと触られ「オーラがすごかった」と感激した。

ある時、坂本が試合で打席に立つと背中の方が熱くなるような感覚に襲われ、体から力がみなぎるように感じたという。

本塁打を放ち、ダイヤモンドを1周すると、バックネット裏の部屋から笑顔で声を上げる長嶋さんの姿が見えた。

試合後、関係者から「長嶋さんが力強く机をたたきながら、声を上げて、力を送っていた」と伝え聞き、鳥肌が立った。

「長嶋さんが力をくださったんだなと。本当に不思議なんですけど、長嶋さんが球場に来られた時は力をいただけるし、打てるような気がするんです」

振り返れば、08年のプロ初本塁打は、長嶋さんの偉業を振り返る「永久欠番シリーズ」最終日。同氏のユニホームがベンチに飾られる中、球団初となる10代での満塁弾を放った。

球団創設80周年の記念事業の一環として、試合前セレモニーで金田正一さんが始球式を務め、長嶋さんが打席に立った14年7月4日の中日戦では2安打3打点の活躍で輝きを放った。

昨年5月3日の阪神戦での球団創設90周年特別試合「長嶋茂雄DAY」では3安打を放ち、自身186度目の猛打賞で長嶋さんに並んだ。

坂本は「長嶋さんのセレモニーの日に本当に光栄なことですし、素直にうれしく思います」とかみしめたが、運命に導かれたようだった。【久保賢吾】

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