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長嶋茂雄さんが心を揺さぶられた5打席連続敬遠後の松井秀喜氏の行動「絶対プロでやるべきだ」


世界的に有名なジャイアンツの終身名誉監督、長嶋茂雄さんが逝去し、彼を偲ぶ番組がNHKで放送されました。この番組では、長嶋さんと松井秀喜氏の秘話が語られました。2人の運命的な出会いは1992年の甲子園で、星稜高校の松井氏が5打席連続で敬遠された試合をテレビで観戦していた長嶋さんが彼に感銘を受けたことから始まりました。その後、長嶋さんが巨人の監督に復帰し、ドラフトで松井氏の交渉権を獲得しました。松井氏は巨人入団後、長嶋さんの「1000日計画」により大事に育成され、日本を代表する打者となりました。

帰国し弔問に訪れた松井氏は、長嶋さんとの思い出を話す(2025年6月4日撮影)

NHKは4日、3日に亡くなった巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんの追悼番組として、「クローズアップ現代『長嶋茂雄と松井秀喜ふたりでかなえた夢』」を放送し、松井秀喜氏と長嶋茂雄さんの秘話などが明かされた。

2人の人生が初めて交錯したのは、92年夏の甲子園だった。長嶋茂雄さんは松井秀喜氏が出場した星稜対明徳義塾の一戦をテレビで観戦。5打席連続敬遠された時の松井氏のある行動に心を揺さぶられた。

表情一つ変えず、淡々と一塁に向かった姿に、長嶋さんは「何という、高校生でも素晴らしい選手だなと僕は思ったんですよ。フォアボールでも、ピッチャーに対して、何ということはない。その時に高校生らしくない歩きで、一塁に走った。あれを見て、これは絶対プロでやるべきだとすぐに思った」と話した。

その年のオフ、長嶋さんは運命に導かれるように巨人の監督に復帰。ドラフト会議では阪神、ダイエー(現ソフトバンク)、中日と4球団競合し、長嶋さん自らがくじを引き、巨人が交渉権を獲得した。

松井氏は「わざわざ学校に電話をかけてくださって、直後に。『ドラフト1位になったから、待ってるよ』みたいな、すごいハイテンションで」と笑顔で回想。長嶋さんと縁を感じたかと聞かれ「その時は感じないですよ。こっちはガチガチで。長嶋さんにまさかその後、そんなに愛情を注いでもらえる選手になるとは夢にも思ってないです、その時は」と話した。

松井氏は巨人入団後、長嶋さんが松井氏を4番に育てるために立てた「1000日計画」のもとで大事に育成され、日本球界を代表する打者へと進化し、海の向こうのメジャーリーグでも活躍した。

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