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早大・前田健伸、今季1号は値千金満塁弾 小宮山監督の熱血講義で不振脱出 大一番で再び恩返しだ


早大は慶大との試合で6-5で勝利し、勝ち点4を獲得しました。3回裏、前田健選手が今季1号の満塁本塁打を放ち、試合の流れを引き寄せました。この勝利により、早大は明大との優勝決定戦に進出します。試合最後には、エースの伊藤樹投手がピンチを無失点で抑え、チームを勝利に導きました。また、立大の山形外野手は打率.444、5本塁打で三冠王に輝いています。両大学の優勝決定戦は3日に行われ、早大は昨季のリベンジを目指しています。

慶大対早大 3回裏早大2死満塁、前田健はバックスクリーンに満塁本塁打を放つ(撮影・柴田隆二)

<東京6大学野球:慶大5-6早大>◇第8週第2日◇1日◇神宮

リーグ3連覇を狙う早大が6-5で慶大に連勝し、勝ち点4とした。前田健伸内野手(4年=大阪桐蔭)が3回に今季1号となる満塁弾を放つと、1点リードの9回にエース伊藤樹投手(4年=仙台育英)が2死満塁のピンチを無失点に抑えて逃げ切った。明大と勝ち点、勝率が共に並び、3日に2季連続で早明による優勝決定戦が行われる。リーグ戦の全日程が終了し、立大・山形球道外野手(4年=興南)が打率4割4分4厘、5本塁打、17打点で3冠王に輝いた。

   ◇   ◇   ◇

我を忘れたかのように喜ぶ指揮官と目が合った。前田健が3回2死満塁で外角の直球をバックスクリーンへ運んだ。値千金のグランドスラムに「完璧でした」と心地よい感触に浸りダイヤモンドを1周すると、ベンチで出迎えた小宮山悟監督(59)とギュッと熱いハグを交わした。

開幕前から打撃不振に陥り、打率は2割台前半と低迷した。金森助監督、さらに小宮山監督が打撃投手を買って出て「打てるもんなら打ってみろ」の熱血講義で改善に努めた。全体練習後に毎日1時間以上にわたり、納得いくまで振り込んだ。5-5と同点の8回1死では決勝点につながる左中間越え二塁打を放ち、明大とのリーグ優勝決定戦進出に貢献した。首脳陣のサポートでようやく快音が戻り、3連覇が懸かる大一番へ。恩返しはまだこれからだ。

○…明大は早大との2季連続優勝決定戦へ照準を合わせた。昨秋の決定戦では0-4と完封負けを喫しただけに、主将の木本圭一内野手(4年=桐蔭学園)は「昨季悔しい思いをしているので、今回はしっかり勝ちきりたい」と話した。防御率1・34で最優秀防御率を獲得した毛利海大投手(4年=福岡大大濠)の先発が有力で、早大エース伊藤樹との投げ合いに注目だ。

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