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帝京長岡がFW上田十輝のスーパーゴールで県総体4連覇!「いい軌道」谷口総監督の助言生かす


帝京長岡は新潟明訓を1-0で破り、4年連続9度目の全国高校総体出場を決めました。決勝点はFW上田十輝が前半11分に決めたもので、彼は今大会でチームトップの10得点を記録。県大会では全試合で28得点1失点を達成し、守備も安定していました。上田はJ2ベガルタ仙台の安野匠に「お前がエースになれ」と励まされ、その結果2桁得点を達成。この試合でのスーパーゴールはコーチからのアドバイスが生かされました。彼は過去のケガからの復活を果たし、全国大会でのさらなる得点を目指しています。主将の西馬礼もチーム全員での守備と攻撃を強調し、全国制覇を目指しています。一方、古沢監督は選手の自主性を評価し、今回の全国大会への挑戦意欲を語っています。

県総体4連覇で9度目の全国総体出場を決めた帝京長岡の選手たち

<新潟県高校総体・サッカー:帝京長岡1-0新潟明訓>◇1日◇決勝◇五十公野公園陸上競技場

昨年度全国総体3位の帝京長岡が新潟明訓を1-0で下し、4年連続9度目の全国総体出場を決めた。前半11分、チームトップスコアラーのFW上田十輝(とき)のゴラッソが決勝点になった。シュート数14本で1得点と決定力を欠いたが、被シュート数は2本と完全に抑え込んだ。県総体は3回戦からの5試合で28得点1失点で頂点に立った。

   ◇   ◇   ◇

上田十輝がチーム最多の十(10)得点を決めて輝き、帝京長岡を県総体4連覇、9度目の全国総体出場に導いた。前半11分、MF水沢那月の左クロスをペナルティーエリア右角から右足ダイレクトで決めた。J2ベガルタ仙台FW安野匠が前回大会で記録した得点数を「1」上回る2桁得点に、「目標の数字を達成できた。安野君からは『お前がエースになれ』と言われていた。良かった」と笑顔を見せた。

右から逆サイドネットを突いたスーパーゴールには、谷口哲朗総監督からの助言があった。“温存”された準決勝のハーフタイム。シュート練習時に同じ位置から「(体を)ひねってファーに打つことを意識しようと言われた。直感で『今だ』と思った」と明かし、「思ったよりきれいに軌道に乗った(笑い)。試合中からGKが前に出ていたのは感じていた。自分でも驚いた」。相手GKのクセを見抜く眼と技術、そして指導者からのアドバイスを生かした見事な1発だった。

ようやく輝く時が来た-。中学生時代に腰椎分離症になり、復帰と離脱を繰り返した。高校入学後、再発。ヘルニアを併発するなど腰のケガに苦しんできた。「ようやく不安なくプレーできている。もっとアピールして全国総体のメンバー入りをつかみたい」。

チームの春夏の目標は昨年の全国総体3位を上回る全国初制覇だ。この日は61分の出場で両チーム最多7本のシュートを放つも1得点に終わり、満足はできていない。「もっと練習して全国総体で得点王になる」。夏までに絶対的なストライカーになる。【小林忠】

○…主将マークを巻いてフル出場したセンターバックの西馬礼(3年)は「まずはホッとしている。ゴール前や中盤の強度を全員で意識している。相手の速い攻撃にも対応できた」と振り返った。新チーム発足時は主戦場のプレミアリーグWESTや練習試合で勝てない日々が続いたが、自分たちのサッカーを手放さずにブラッシュアップを続けている。「攻守両面で課題は多い。練習からもっと意識を高く持ち、全国制覇を狙いたい」と力強く話した。

○…9度目の全国総体出場を決めた古沢徹監督は「このままでは日本一に程遠いが、ピッチの中で選手が主体的にシステムを可変させるなどして対応してくれたことはポジティブ」とうなずいた。全国総体は前回大会で3位になったことでシード権を獲得しているため、今大会は1回戦が免除される。「チームとしても個人としても貴重な公式戦を戦わせてもらえる。決勝までの5試合。全力で勝ちに行く」。改めて決意を示した。

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