
<ドジャース-ヤンキース>◇5月31日(日本時間6月1日)◇ドジャースタジアム
MLBアナリストの福島良一氏(68)が、ドジャース大谷翔平投手(30)の投手復帰について慎重なアレックス・ロドリゲス氏の意見を紹介した。
この日は「SPOTV NOW」で解説。3回のドジャースの攻撃中に、「大谷の投手復帰について、FOXの全米中継で試合前のプレゲームショーの解説をしているアレックス・ロドリゲスが、興味深い発言をしていた」と紹介した。
メジャー通算696本塁打のA・ロッドによると、「今シーズン大谷は投げない方がいい。来年に投手復帰した方がいい。万が一、投手復帰してケガでもしたら、バッターとしても出られなくなってしまう。そうすると、ドジャースの今シーズンが終わってしまう」と見解を示したという。
大谷は試合前に術後2度目のライブBPに登板。2イニング想定で打者7人に29球、安打性は2本、1四球、1三振、最速は97マイル(約156キロ)前後だった。デーブ・ロバーツ監督(53)は「良かったと思う。30球ほど投げて、全ての球種を使った。一番大事なことは、投げ終わった後に問題がなかったこと。彼はもう少し制球が良ければと思っていたようだが、全体的には非常にポジティブな一日だった」と、前向きに振り返った。
今後は、遠征に伴う移動などで変更される可能性はあるが、毎週末にライブBPを行い、投球イニングや強度を上げていく予定。同監督は「最終的には5~6イニング投げられるようにする必要があるし、まだ(復帰までに)時間がかかる」と話した。