＜ドジャース－ヤンキース＞◇30日（日本時間31日）◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手（30）が「1番DH」でスタメン出場。今季7勝0敗、防御率1・29の左腕マックス・フリード投手（31）から、21号先頭打者アーチと22号ソロを放った。
第3打席は2－5の6回無死、カウント3－1から左腕フリードの直球を高々と打ち上げ、右翼手ジャッジの頭上を越える22号ソロとした。打球速度は112・5マイル（約181キロ）、飛距離383フィート（約117メートル）、角度は42度だった。これで5月15本塁打。23年6月に並ぶ月間自己最多タイとした。
第1打席はアーロン・ジャッジ外野手（33）の19号ソロで先制を許した直後。初球の93・7マイル（約151キロ）のツーシームを捉え、左中間席へ飛び込む21号ソロとした。
打球速度105・5マイル（約170キロ）飛距離417フィート（約127メートル）、角度31度だった。
第2打席は2－4の3回無死、フルカウントから内角のツーシームで空振り三振に倒れた。
第4打席は6－5の7回無死で、左腕ヒルの前に遊飛に倒れた。
第5打席は8－5の8回1死で、左腕ヘッドリックの前に三飛に倒れた。
ヤンキースとは、昨季ワールドシリーズ（WS）で対戦。4勝1敗でドジャースが世界一に輝いた。大谷は第2戦で左肩を負傷した影響もあり、同シリーズは19打数2安打だった。
フリードは今オフ、ヤンキースと8年総額2億1800万ドル（約327億円）で合意した。契約総額では山本由伸、ゲリット・コール、スティーブン・ストラスバーグに続き投手史上4番目。左腕では史上最高額となる。
今季は試合前時点で打率2割9分2厘、メジャー単独トップの20本塁打、35打点、11盗塁。OPS（出塁率＋長打率）は1．042としている。
