
<ドジャース8-5ヤンキース>◇30日(日本時間31日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)が、21号先頭打者アーチと22号ソロを放った。
第1打席はアーロン・ジャッジ外野手(33)の19号ソロで先制を許した直後。今季7勝0敗を誇る左腕フリードに対し、初球93・7マイル(約151キロ)のツーシームを捉え、左中間席へ飛び込む21号ソロとした。第3打席となった2-5の6回無死でも、カウント3-1からフリードの直球を高々と打ち上げ、右翼手ジャッジの頭上を越える22号ソロとした。
21号は打球速度105・5マイル(約170キロ)飛距離417フィート(約127メートル)、角度31度。22号は打球速度は112・5マイル(約181キロ)、飛距離383フィート(約117メートル)、角度は42度だった。
これで5月15本塁打。23年6月に並ぶ月間自己最多タイとした。
【大谷の一問一答】
-ワールドシリーズ第5戦を思い出したか
「そうですね、状況はちょっと違いますけど。逆転で勝つっていうのは、いつやってもいいものかなとは思います」
-勢いをつける、勢いを戻すような先頭打者ホームラン
「両チームにとってはいいスタートだったなと思いますし、ホームランで1点取られた後、すぐに取り返すっていうのは、やっぱりゲームを運ぶ上で大事なのかなと思うので。その後も、もちろん冷静ではありましたけど、みんな諦めてなかったので。そういう雰囲気が最後、逆転まで行った要因かなと思います」
-5月15本目のホームラン。要因は
「一番は打つべき球を打てているかなというところで、比較的そういう打席が(増えている)。振って、良い結果、悪い結果出るのはもちろんありますけども、甘い球でも。比較的、打つべき球に対して、しっかりアプローチしていけてるのかなと思います」
-ヤンキース戦は意識したか
「もちろん昨年、ワールドシリーズを戦った相手でもあるので。1試合1試合、勝ちにはいくんですけど、また特別な雰囲気っていうのもあるかなと思うので。今日、シリーズの頭を取れたのは大きいんじゃないかなと思います」