
<ドジャース8-5ドジャース>◇30日(日本時間31日)◇ドジャースタジアム
ヤンキースがドジャースに痛恨の逆転負けを喫した。
1回にアーロン・ジャッジ(33)が、あいさつ代わりの19号ソロで先制。直後に今季7勝0敗、防御率1・29のマックス・フリード投手(31)が、大谷翔平投手(30)に21号先頭打者アーチを浴びるも、2回にオースティン・ウェルズ捕手(25)の9号ソロ、トレント・グリシャム外野手(28)の13号2ランで3点を勝ち越した。
今季自責「3」以上を許していないフリードは、2回にも1点を失ったが、5回まで2失点と好投。だが6回、大谷に22号ソロを許すと、さらに3連打を浴び1点差となり降板した。無死二、三塁からホナタン・ロアイシガ投手(30)がパヘスに同点打を浴びると、1死満塁から登板したティム・ヒル投手(35)が、マイケル・コンフォート外野手(32)に、勝ち越しの押し出し四球を与えた。
打線は7回に1死からジャッジが二塁打を放つも無得点。その裏に2死走者なしから3連打で2点を失い、勝負を決められた。8回に2死一、三塁と見せ場は演出したが、及ばなかった。
ヤンキースは昨季のワールドシリーズ(WS)で、ドジャースに1勝4敗で敗退。この日からWS以来のドジャース戦を迎えている。同シリーズ第5戦では、5点差をひっくり返され、ドジャースの世界一を許していた。