
<ドジャース-ドジャース>◇30日(日本時間31日)◇ドジャースタジアム
ドジャースが大谷翔平投手(30)の22号ソロを皮切りに、難攻不落のヤンキース左腕を一気に攻略した。
ヤンキースの先発は、今オフ左腕史上最高額となる8年総額2億1800万ドル(約327億円)で契約したマックス・フリード投手(31)。今季7勝0敗の左腕に対し、大谷が1回に21号先頭打者アーチ。だが、ヤンキース打線もアーロン・ジャッジ外野手(33)らが3回までに4本本塁打を放つなど、2-5で試合を折り返した。
6回に先頭の大谷が、右翼手ジャッジの頭上を越える22号ソロ。続くテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)とウィル・スミス捕手(30)にも連打が飛び出し、4番フレディ・フリーマン内野手(35)が、左越えの適時二塁打を放ち、フリードをマウンドから引きずり下ろした。
ヤンキースは右腕ロアイシガを投入するも、無死二、三塁からアンディ・パヘス外野手(24)が左前打を放ち同点。トミー・エドマン内野手(30)の一ゴロで1死二、三塁となると、代打マックス・マンシー内野手(34)を申告敬遠で1死満塁とした。
ヤンキースベンチは左腕ヒルを送るも、マイケル・コンフォート外野手(32)が勝ち越しの押し出し四球を選び、一気に試合をひっくり返した。
フリードは試合前時点で、今季11試合で最多自責点は「2」。大谷の22号ソロで、今季初めて自責「3」を付けると、強力ドジャース打線が一気に打ち崩した。