
<ドジャース-ヤンキース>◇30日(日本時間31日)◇ドジャースタジアム
MLBアナリストのAKI猪瀬氏(55)が、MVP対決を「SPOTV NOW」で解説した。
昨季リーグMVPを獲得したヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)と、ドジャース大谷翔平投手(30)の対決。ジャッジは1回1死、右腕ゴンソリンが投じた低めの直球を捉え、中堅フェンスを越える19号ソロとした。中堅手パヘスが早々と追うのを諦める一打は、打球速度113マイル(約182キロ)、飛距離446フィート(約136メートル)、角度30度だった。
その直後、大谷は左腕フリードの初球93・7マイル(約151キロ)のツーシームを捉え、左中間席へ飛び込む21号ソロとした。打球速度105・5マイル(約170キロ)飛距離417フィート(約127メートル)、角度31度だった。
大谷が本塁打を放つと、AKI猪瀬氏は「笑っちゃいますよね。ジャッジが打ってすぐ大谷さんも打つなんて…。フリードは今シーズン被本塁打が3本しかないんですけど…」と笑いながら話した。大谷の準備にも言及。「フリードは初球の被打率が3割4分1厘で一番高い。その辺も大谷さんは学習して、初球に強いスイングをかけましたね」と分析した。