
<フィリーズ5-4ブレーブス>◇29日(日本時間30日)◇シチズンズバンクパーク
フィリーズの指名打者カイル・シュワバー(32)が、ブレーブスとのダブルヘッダー第1試合で3試合ぶりの19号ソロを放った。メジャー単独トップの20本塁打を放っているドジャース大谷翔平投手(30)に1本差に迫った。
シュワバーは「3番DH」で出場し、3-2の7回2死走者なしで迎えた第4打席。1ボール2ストライクから元阪神ピアース・ジョンソンの4球目カーブを完璧に捉え、右翼スタンド2階席に運んだ。打球速度111・7マイル(約179・8キロ)、飛距離438フィート(約134メートル)の特大弾。今月はこれで10本目となった。
3-9で敗れた第2試合はノーアーチに終わり、大谷に並ぶことはできず。2試合で計8打数2安打1打点で、今季打率2割5分2厘、19本塁打(リーグ2位)、41打点(同6位タイ)、OPS.963(同4位)となった。シーズン56試合で19本塁打は年間55本ペース。23年の自己最多47本を大幅に更新する勢いで量産している。