＜ドジャース8－5ヤンキース＞◇30日（日本時間31日）◇ドジャースタジアム
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手（33）が、ドジャース戦で5試合ぶりとなる先制19号ソロを放った。チームは3回まで5得点を奪ったが、投手陣が崩れて5－8で逆転負けを喫した。
ジャッジは「2番右翼」で出場し、初回1死で迎えた第1打席。先発右腕ゴンソリンのスライダーを捉え、バックスクリーンへ飛距離446フィート（約135.9メートル）の特大ソロをたたき込んだ。だがその裏、大谷翔平投手（30）が21号先頭打者アーチを放って同点に。6回には大谷の右翼への打球を追い、フェンス際でジャンプするも頭上を越える22号になった。
試合後、初回の大谷との本塁打の応酬について問われると「僕のまねをしているのかと思ったよ」と地元メディアを笑わせ「本当に素晴らしい選手。球界で最高の選手と評されるのには理由がある。打席でも、走塁でも、マウンドでも特別な存在」とたたえた。
大谷の一番のすごさについては「継続性。毎年毎年、あれだけの数字を残して続けている。打席に立つたび、自分が守っているライトに飛ばしたり、（先発の）フリードの速球を捉えて逆方向に飛ばすことができる。彼がやってのけていることは本当に素晴らしいよ」とコメント。打球を追った6回の22号ソロについては「打った瞬間はフェンスに当たるか、キャッチできるチャンスがあると思った。でも、スピンの影響か何かはわからないけど、打球が飛び続けた。彼が最高のホームランヒッターの1人である理由だよ」と話した。
