starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【DeNA】牧秀悟8号「チームを勇気づけられる一打」相性抜群甲子園で37イニングぶり得点もたらす


DeNAの牧秀悟選手が阪神戦で重要な同点ソロ本塁打を放ち、チームを活気づけました。4回表、1点差で迎えた場面で牧は阪神投手デュプランティエの149キロ直球を捉え、バックスクリーン左へと8号ソロ本塁打を打ち込みました。これにより、チームは37イニングぶりに得点し、長引いていた連敗から脱出する勢いをつけました。その後、7回には代打宮崎敏郎の押し出し四球と石上泰輝の2点適時打で勝ち越し、最終的には5−1で勝利しました。この試合は、牧が得意とする甲子園でのプレーが光り、彼にとってもチームにとっても大きな転機となりました。前日の試合では無得点に終わったことを受け、三浦監督はチームにポジティブなアプローチを促して連続無得点記録を断ち切りました。

阪神対DeNA 4回表DeNA1死、牧は中越えソロ本塁打を放ちダイヤモンドを1周する(撮影・加藤哉)

<阪神1-5DeNA>◇29日◇甲子園

ようやくスコアボードに「1」を刻んだ。DeNA牧秀悟内野手(27)が1点を追う4回1死走者なしから、阪神デュプランティエの149キロ直球を完璧なタイミングではじき返した。バックスクリーン左へ同点の8号ソロ。チームに37イニングぶりの得点をもたらした。7回には2死満塁から代打の宮崎敏郎内野手(36)が押し出し四球を選んで勝ち越すと、石上泰輝内野手(24)の2点適時打でリードを広げ、連敗を3でストップした。

   ◇   ◇   ◇

キャプテン牧が、見えない鎖を断ち切った。1点を追う4回1死、阪神デュプランティエの149キロ直球にタイミングを合わせた。強烈な打球音ではじき返された打球はバックスクリーン左へ。同点の8号ソロに、一塁ベースを回りながら右手人さし指を立てて高く掲げた。「チームを勇気づけられる一打になったかなと。全員が早く点が欲しい中で、良い形で1本打てた」。連続イニング無得点記録に終止符を打つ、37イニングぶりの1点が持つ意味は大きかった。

チーム内に漂う重たいムードを振り払った。前日の同戦は9イニング中6度の先頭打者出塁、先発野手全員出塁で11安打4四球も、チャンスを生かせず。無得点で3年ぶりの3試合連続完封負けに沈んだ。牧も安打を放ちながらも得点につなげられず「ヒットは出てましたし、打線としても悪くなかった。チャンスで回ってきた選手が打てないっていうのが野球」と割り切って捉えた。

三浦監督も「あまり言いすぎてもよくない」とチャンスへのプレッシャーに気遣いつつ、試合前のミーティングで「ポジティブにいこうと。今日は今日で切り替えていこう」と前向きな気持ちで呪縛を解いた。

ポジティブ思考で吉兆データも引き寄せた。牧にとっては十八番といえる甲子園で躍動した。直近2年で打率4割3分2厘、6本塁打。「打つ方なら甲子園は大好きです。守備の時は遠く感じていやなんですけど、打撃はヒットゾーンが見えて打ちやすい」とクライマックスシリーズも合わせて14試合連続安打と抜群の相性を誇る聖地で、チームを勢いづけた。5月でワーストだった連敗を3で食い止め「いいきっかけになるのかなと思います」と牧。強力打線がここから本領を発揮していく。【小早川宗一郎】

▽DeNA三浦監督(37イニングぶりの得点となる牧の同点ソロに)「牧が1発で追いついてくれていいきっかけになったのかなと」

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.