
<西武6-0楽天>◇28日◇ベルーナドーム
2位西武が勝った。首位日本ハムが敗れたため、ゲーム差は再び0・5ゲーム差に縮まった。
初回、連打と四球でいきなり無死満塁のチャンス。4番タイラー・ネビン外野手(27)の犠飛と5番長谷川信哉外野手(23)の適時打で2点を先制した。
打線は2回以降、楽天瀧中を打ちあぐねたものの、6回に再び連打があり、長谷川が左中間へ2点適時三塁打を放ち、突き放した。
先発右腕の渡辺勇太朗投手(24)は楽天打線を力で押し込み、外野まで飛ばさせる打球もほとんどなし。150キロ前後の直球とスプリットで危なげない投球を展開し、7回無失点で今季3勝目を挙げた。
渡辺は前回登板もチームの黒星翌日に先発し、白星を挙げている。価値ある連敗阻止を決めた。