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【日本代表】佐野海舟、引退の考えは?「もちろん」留置場で「自分を見つめ続けた」/一問一答3


サッカー日本代表のMF佐野海舟が、昨夏の逮捕以来初めて謝罪会見を行った。この会見で佐野は、不起訴処分となった後、ドイツ移籍で弁明の機会がなかったことを説明し、サッカー選手として再起を誓った。逮捕の間、佐野は自分を見つめ直し、スポーツで求められる高潔性について学んだことを明かした。また、復帰にあたり、自分の特徴を生かしてチームに貢献し、存在感を示す覚悟があると語った。さらに、ピッチ外での社会貢献活動にも取り組む決意を示した。今回の出来事を受けて、サッカー選手としての自覚と責任を強く意識し、引退を考えたこともあった中で、サッカーを続ける決断をしたという。弟の航大選手とともに、これからが重要な時期であると考えている。

会見した佐野海舟

サッカー日本代表に復帰したMF佐野海舟(24=マインツ)が28日、千葉市内で取材に応じ、昨夏の逮捕後、初めて謝罪会見を開いた。

昨年7月、鹿島アントラーズからマインツに移籍が発表された直後に不同意性交容疑で逮捕された。同7月29日に釈放され、翌8月8日には不起訴処分となっていた。その後、さまざまな事情から会見しないままドイツに渡り、自らの口で弁明する機会は、この日までなかった。

一問一答は次の通り。

   ◇   ◇   ◇

-鹿島を退団してマインツに行くという自分が一番望んでいた時期にこういうことを起こして、サッカーやめるとか引退する考えはありましたか?

「もちろんありましたし、自分が一番大事な時期に、自分のそういう甘さがあったと思います。本当にサッカーをやるチャンスがもらえた以上は、自分はそこでしっかりやっていかないといけないなと思っています」

-報道では留置場に10日間くらいいたようですが、その間はどういうことを考えながらどう過ごしていましたか?

「本当に自分を見つめ続けて、本当に考えて、考えて、としていました」

-スポーツにはインテグリティという高潔性が求められますが、そういうことを勉強したり、人から話を聞いたりとかしましたか?

「もちろん、そういうことをやりましたし、今後もやっていかないといけないと思っていますし、自分がどういう立場でどういう人間なのか、自分だけでなく客観的に見つめ直していかないといけないですし、日々考えてやっています。サッカー以外でも、しっかり考え続けないといけないと思っています」

-生活の中で行動とか習慣で変わったことはありますか?

「言えることではないですけど、本当に常に、自分を見つめながら日々当たり前のことを忘れてはいけないなと思っていますし、今までの自分は忘れていないと思っていても、そういうところが欠けていたと思います。忘れ続けないようにやっていきます」

-覚悟を持って活動に復帰しますが、プレー面でチームにどんなことをもたらしたいですか?

「本当に自分の武器を出さないといけない。自分がまだここで何も残していないですし、自分の武器を出しながら存在を高めていきたいです」

-今の代表は圧倒的な成績で予選を突破しました。ボランチとしてライバルがたくさんいる中で、遠藤選手、守田選手、田中選手と何が自分の違いとして出せますか?

「違いと言えるのは、日々課題を見つめながらやっていますし、それが出せるようにやっていきたいなと思っています。ここでそれを言っても出せなかったら意味がないので、プレーで見せたいと思います」

-この復帰のタイミングで弟の航大選手(NECナイメヘン)が復帰していることについては?

「単純にうれしいです。ただ自分が選ばれることで、弟という存在で矢印が向けられることもあると思います。兄弟というよりかは弟の実力で選ばれたと思っていますし、2人でも話しましたが、本当にここからが大事だと話しました」

-一時は引退もという話がありましたが、サッカーをやっていこうと決断した時期、きっかけは何ですか?

「きっかけ、決断というよりかは、毎日サッカーができるとなった以上、自分はやらないといけないと思いますし、今は感謝してやっています」

-ピッチ外での社会貢献活動という話がありますが、具体的にどういうことをやっていますか

「自チームの選手と一緒にドイツにある子供病院だったり、サッカー教室だったり、やってきましたし、まだまだ足りないと思います。自分も、もっともっと社会に貢献したいと思っています。これからどんどんそういう活動をやっていきたい」

-(昨年1~2月の)アジアカップのメンバーに入って順調に来ていたが、ここまで最終予選に呼ばれなくて出遅れました。相当な覚悟を持たないといけないと生き残っていけないですが、その覚悟というのを聞かせてください

「本当に自分がここに戻って来られましたけど、ここから大事だと思っています。本当に実力の高い選手がたくさん集まっている中で、自分も存在感を高めて行かないといけないと思っていますし。何よりもこのチームのためにという気持ちは常に持ち続けて、責任だったり、覚悟を持ち続けたい」

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