
<ガーディアンズ9-5ドジャース>◇27日(日本時間28日)◇プログレッシブフィールド
ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」で出場し、第3打席で3試合連発の20号2ランを放った。
2-0の4回2死一塁で、右腕バイビーと3度目の対戦。初球外角のカットボールを流し打ち、左翼席へ飛び込む20号2ランとした。打球速度は104・5マイル(約168キロ)、飛距離362フィート(約110メートル)、角度は39度だった。
長打警戒だった初球の外角変化球を逆方向に運ばれた1発に、打たれたバイビーがぼうぜんとした表情を見せたシーンが話題になっている。打球の行方を振り返り、あんぐりと口を開けたままその行方を目で追っていた。
TBS系の「ひるおび」にはマリナーズ、ブルージェイズなどでもプレーした川崎宗則氏(43)が出演。
「何でこのボールを打つんだというのと、何であそこまで飛ぶのかということなんですね。(表情を)見てください。ずっと考えているんです。何でと。ここは絶対に振らないだろうといわれている状況の中で、バッテリーの作戦の中で、これを振って、しかもホームランにしてしまったので、この1発で試合が決まったようなものです」と解説。「かなり読みの方も、頭の方も冴え渡っているということですね。翔平さん自身が」と続けた。
バイビーは試合後、大谷との対戦について問われると「彼は優れた打者であり優れた走者。1世紀に1人の選手。毎年レベルを上げているように感じる。見ていて楽しい選手だよ、自分が投げていないときならね」と話した。