
<阪神1-0DeNA>◇27日◇倉敷
阪神藤川球児監督(44)が無失点の力投を続けた両先発右腕を絶賛した。
阪神は0-0の延長11回に、無死満塁から森下翔太外野手(24)が押し出し四球を選び、今季初のサヨナラ勝ちを決め、首位を守った。
阪神打線は8回までDeNA先発バウアーを前に4安打無失点、12三振を喫し抑え込まれた。快投を見せたライバル助っ人に、指揮官は「本当に素晴らしかったですね。カーブもスプリットも非常に切れていましたから、うちのバッターもてこずっていて、初回先頭が出て、そこからなかなかいかなかったですけど、本当に素晴らしかったですね」と称賛の言葉を並べた。
阪神先発の才木浩人投手(26)は、毎回走者を出しながらも7回途中6安打無失点の力投。指揮官は「気持ち1つかも知れないですね。先頭打者だったり、投手に打たれたりとか、いっぱいあるんですけど、とにかくホームを踏ませない、その気持ちは、火曜日を投げるエースとしてはチームにとっては大事な姿なので、それは才木らしいなと思いますけどね」と頼もしい姿をねぎらった。