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千賀滉大「とにかく仕事をしなくちゃいけない」大谷翔平に先頭打者弾浴びるも5勝目/一問一答


メッツの千賀滉大が、ドジャース戦で6回途中1失点の好投を見せ、5勝目を挙げた。試合は初回に大谷翔平の先頭打者ホームランを浴びるも、その後は強力なドジャース打線を相手にしっかり立て直した。白と紫のグラブを使用していたが、ボールの色と近い為、2回から交換することになったという。試合後のインタビューで千賀は、ドジャースがフォークボールに対して賢い戦略を立ててきたと感じたが、捕手のリードが素晴らしかったと称賛。また、大谷のホームランは特に意識せず、常に自分のやるべきことに集中していると語った。防御率も1.46でリーグトップを維持しており、チームの雰囲気がとても良いとコメントした。

初回に使用していた白と紫色のグラブで力投するメッツ千賀滉大(Vincent Carchietta-Imagn Images=ロイター)

<メッツ3-1ドジャース>◇25日(日本時間26日)◇シティフィールド

メッツ千賀滉大投手(32)が、6回途中1失点で5勝目をマークした。

1回は大谷翔平投手(30)に18号先頭打者アーチを浴びるも、その後の無死二、三塁のピンチを無失点。その直後に味方打線が逆転に成功すると、3回まで3者凡退に封じた。4回は2死一、三塁、5回は2死満塁とピンチを背負ったが、ホームを踏ませなかった。

5回1/3を101球、5安打4四球1失点5奪三振。最速は96・8マイル(約156キロ)だった。1回に使用していた白と紫色のグラブが審判団に注意され、2回からグラブを交換するハプニングもあったが、強力ドジャース打線を相手に粘りのピッチングだった。 大谷との対戦は右越え本塁打、空振り三振、中飛だった。

これで防御率は1・46となり、ナ・リーグトップをキープ。2位はドジャース山本由伸投手(26)の1・86で、日本人投手がリーグ最優秀防御率争いを繰り広げている。

【千賀の一問一答】

-走者を出している時はどう抑えたか

「うーん、本当にいろいろ、いろいろなことを駆使しながら、いろいろな球を使いながらやれたかなと思います」

-グラブを交換したのは

「(グラブの)色がグレーでボールに近いからダメっていうルールで。もちろん知ってはいたんですけど、前回もそうですし、その前も言われたことはなかったので、これで考えようかなと思います」

-監督はフォークがイマイチというコメント

「(ドジャースが)チームとしてすごい対策を練ってきてる感はすごくありましたし、ドジャースっぽいなっていうふうにも思いましたけど。でもそこを完全に消さずにコントロールしたのは、(捕手の)トレンスがいい、グッジョブ(なリード)だったなと思います」

-ドジャースらしいというのは

「フォークがあるから低めは捨ててとか、いろいろしてくるっていう賢さがあるチームだなというふうに思ってます」

-大谷のホームランの後に言い聞かせたことは

「いや、別に特にないですし、彼はすごい選手のうちの1人なので。別にそんなに」

-大谷との対戦は楽しかったか

「楽しくはないですね」

-キャリアで最も長い8試合連続無被弾が大谷のホームランで途切れた

「彼だけじゃなくて、他のバッターもすごい選手がたくさんいますし。たまたま彼だったっていうだけであって、それに近いものは今までたくさん打たれてきているので。本当にこれからまた、そういうものを伸ばしていって。いい当たりをなるべく少なくして、いい仕事ができればなと思います」

-何どんなピッチャーでも初回の先頭大谷は嫌。今日の試合の入り方は

「そうですね。僕が今年に関しては、やっぱり立ち上がりから点を取られてるっていうのは、立ち上がりにランナーをためやすいっていうのはデータで出てるので。そこに関してはうまく、その後もランナー出ましたし、球数を投げちゃったなっていうふうに思います」

-大谷にホームランを打たれたボールは投げミスか

「いや、どうですかね。彼がすごい選手なのはわかってますし、彼じゃなくても打たれていた球でもあるのかなというふうにも思いますし」

-その後の切り替えは

「切り替えっていうか、別に何も響いてないので、そんなに。なんて言うんですかね。切り替えも何も、とにかく仕事をしなくちゃいけないという、それで忙しいので。マウンド上ではそんなに、だからどうとかは全然思うことはないです」

-投手陣の防御率がメジャートップ

「本当にみんなでいい成績出してると、すごいリズムもいいですし。みんなが頑張ってるから自分も頑張らなきゃっていう、すごいいいチームの雰囲気ができてると思うので。僕も含めて、みんなでまた盛り上げていけたらなと思ってます」

-フォークが注目されがちだが、速球の手応えは

「満足はいってないですし、なかなか探り探りの中で、自分のものを探してる状態なので。そんなに手放しで喜べる状態ではないですし、まだまだちゃんとしないとケガだったり、成績も悪くなったり、いろいろなことが起きると思うので。自分の中で丁寧に見つめ直していけたらなと思ってます」

-数週間前に体調を崩したが、ストレートの状態は上がってきたか

「いや、でもまだまだ、その全体的にっていうところに関しては、もう昨年から響いてるものがあるので。それに関して自分でどうヒットするかって。もう(開幕から)2ヶ月経っちゃいましたけど。ここから合わせていけたらなっていうふうに思いながらやってます」

-体調が完璧じゃない中でもこの成績を残せているのは楽しみも

「楽しみが残ってるのは自分の中で思ってるだけで、それがもう本当に自分がいいピッチングしたからといって、打たれるのがまたこの(メジャー)リーグだと思ってるので。それは結果はわからないですけど、自分の中で納得する、これだったら大丈夫、1年間ケガせずにやれるなっていうものを早く見つけたいなというふうに思ってます」

-立ち上がりの修正は

「それは話さなくていいかなと思います。細かすぎるので」

-調子自体は

「普通だったかなと思いますけど、やっぱり自分が定まってないっていうので。ああいう中盤だったり、あとが乗り切れない部分が今そのまま出てるので。自分が今良くないっていうものが、そのまま出てるのかなっていうふうに思います」

-3回の大谷の3球三振の組み立ては

「いや、どうなんですかね。誰もが打つし、誰もが空振りするし。何の感情もないです」

-相手が誰であれ、ホームランを打たれた相手には意識が

「自分のやるべきことをやって打たれたら仕方ないな、それ以外だったら、自分がどういうふうにやれたかっていうところに関して考えてマウンドに上がってるので。前回打たれたからとか、このバッターは相性かいいからとかってそんなに考えてる暇はあんまりないかなと思います」

-山本と長い時間話していたが、刺激になるか

「刺激というか、やっぱり僕自身、彼のメカニクスが日本のピッチャーで一番すごいと思ってますし。彼のすごさを分かってるからこそ、いろいろ野球の話ができるというか。すごいレベルの高い話を聞けるので、今回もうまく聞いたんですけど、ちょっといい答えが返ってきたんですけど、僕はできなかったんで。これからまた練習かなと思います」

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