
<巨人5-2ヤクルト>◇25日◇東京ドーム
巨人増田陸内野手(24)が追加点のタイムリーを放った。
2点リードの2死二塁。カウント2-2からヤクルト先発アビラの外角低めカーブを捉えた。貴重な追加点となる左前適時打となり「追い込まれてしまっていたので、なんとか前に飛ばそうと思って、そういう感じでいきました。1打席目に三振に打ち取られたカーブを気持ちを入れて振りました」と振り返った。
同学年のために懸命にバットを振った。戸郷翔征投手(25)とは18年ドラフトで同期入団した間柄。「寮生活の時から一緒に過ごしてましたし、仲良いっちゃ仲いいです」と照れ笑いを浮かべる。増田陸の活躍もあり、戸郷は今季初勝利をつかんだ。増田陸は「(戸郷は)ジャイアンツのエースなので、本当勝てて良かったなと思います」と喜んだ。
切り込み隊長の重責を担っている。5月21日阪神戦(甲子園)から5試合連続で1番起用。「自分では攻撃的な1番だと思っていて」と打席内では積極的な姿勢を心がける。1番になってからは22打数4安打で打率1割8分2厘とやや苦しむも「1番としての1打席目は気持ちを入れてやっています。簡単に打てないですけど、僕は高校の時からずっと1番を打っている。しっかり振って、ヒットを打って、塁に出て、チームを乗せていけるのが理想です」と力強く言い放った。