
<巨人5-2ヤクルト>◇25日◇東京ドーム
苦しみ続けた巨人のエース戸郷翔征投手(25)が、今季7度目の先発で、ついに初勝利を挙げた。6回を今季最多108球で投げきり、打者26人に対して7安打、4奪三振、2失点(自責1)だった。
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▼中4日で先発した戸郷が今季初勝利。巨人の開幕投手では30試合で0勝6敗の23年ビーディがいるが、このビーディを除くと、登板7試合目で初勝利は74年高橋一の18試合目に次ぎ、52年藤本、66年金田と並び遅かった。戸郷の中4日先発は24年9月5日ヤクルト戦以来5度目で、そのうち勝利は21年5月30日ソフトバンク戦、前記ヤクルト戦に次いで3度目。21年以降、前回の先発から中4日以内の先発勝利は6人しかおらず、2勝以上は4勝のバウアー(DeNA)と3勝の戸郷だけ。