
<明治安田J1:横浜3-1鹿島>◇25日◇第18節◇日産ス
横浜F・マリノスが、ついにトンネルを抜けた。ホームで鹿島アントラーズを3-1で下し、連敗を7でストップ。3月16日のガンバ大阪戦(2-0)以来12試合ぶりの勝利となった。一方、鹿島の連勝は7で止まった。
1993年のJリーグ元年から参加する「オリジナル10」対決で、J2に降格したことがないのは横浜と鹿島だけ。この両雄が「7連敗で最下位」と「7連勝で首位」という対照的な状況で顔を合わせた。
その中で前半4分、FWアンデルソン・ロペスがシュート。ブロックされたものの、こぼれ球をDF永戸勝也が右足で蹴り込んで先制した。さらにFWヤン・マテウスが2得点を前半だけで追加し、アンラッキーな1失点こそあったが、きっちり勝ち切った。70日ぶりの勝利で、今季ようやくの2勝目を挙げた。
試合後、古巣から殊勲V弾を奪った永戸は、次の通り言葉をかみしめた。
-勝ちました
ホッとしてます。いやーもう本当に、ファン・サポーターの方には申し訳ない気持ちでいっぱいだったので、何とかきっかけをつかんで「ここから上がっていくんだ」という試合にしたかったので良かったです。
-得点場面は
もう目の前にこぼれてきたんで、まあ前節も思い切り振ったらいいところへ飛んだんで、今日もそういう気持ちで打ったら、今日もいいところに飛んでくれたんで。日頃の行いが良かったかなと思います。
-利き足ではない右でした
どっちも得意です!
-7連敗の間、どのような気持ちで
本当に苦しかったですし、何とかしたいという気持ちもあったんですけど、なかなか結果が出せなくて。苦しい期間でしたけど、まだ2勝目。ここで慢心せず、また次の勝利をつかめるように日々、頑張っていきたいと思います。
-サポーターへ
本当にここからだと思ってますし、僕たちはまだまだやれると思ってるんで、これからも応援よろしくお願いします。