
<西武8-0ロッテ>◇25日◇ZOZOマリン
2位西武がロッテ3連戦を2勝1敗で勝ち越し、25勝20敗の貯金5とした。
首位日本ハムが楽天と引き分けたため、これで0・5ゲーム差に迫った。
この日は左腕隅田知一郎投手(25)がロッテ打線に6回までに7安打を打たれながらも粘りの投球。要所をしのいで、リーグトップの今季6勝目を手にした。
打線はロッテ・ボスに5回まで7三振と苦戦したものの、4回に2安打で作った2死二、三塁のチャンスで外崎修汰内野手(31)が2点適時打を放った。
7回にはようやく2死から連打と死球で満塁のチャンスを作り、2番源田壮亮内野手(32)が左越えへ走者一掃の3点適時二塁打を放ち、ボスをKO。8回にも元山飛優内野手(26)の2点適時二塁打でダメ押しした。
▼西武隅田がパ・リーグ単独トップの6勝目。西武の投手がチーム45試合目までに6勝以上を挙げたのは18年多和田真三郎以来だが、左腕では64年井上善夫、87年工藤公康に次いで球団38年ぶり3人目となった。3人のうち井上は救援勝利を含んでおり、オール先発で6勝は工藤(全て完投)と隅田だけ。