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【西武】今井達也「全然良くない」も自己最速更新160キロ エースの仕事全う8回1失点5勝目


西武のエース、今井達也投手がロッテ戦で160キロの自己最速を記録し、チームの連敗を2で止める活躍を見せました。試合は8回1失点で、5勝目を挙げました。初回のピンチを切り抜けた今井は、4番安田に150キロ後半の直球を投げ込み、空振り三振を奪取。また、5番ソトに対しては初球で160キロを記録し、最終的にはフォークで空振り三振に仕留めました。今井は「状態は全然良くない」としながらも、感覚が悪い中で勝負を読むことに専念。4回には適時打を許したものの、試合を主導する役割を果たしました。今季は調子の波を乗り越え、勝利を重ねていく意欲を見せています。

ロッテ対西武 5勝目を挙げた西武今井(撮影・野上伸悟)

<ロッテ1-6西武>◇24日◇ZOZOマリン

西武のエース今井達也投手(27)が、自己最速を更新する160キロをまじえた力投で8回1失点で5勝目(1敗)を挙げ、連敗を2で止めた。

3点のリードをもらった1回が勝負の分かれ目だった。「相手も初回に点を取るチャンスがあったら、取り切れないとしんどくなる」。1死一、三塁で「何とかゼロで終わりたかった」とギアを上げた。

4番安田に150キロ後半の直球を4球続けて空振り三振を奪うと、5番ソトへの初球だった。剛速球にバットが空を切る。球場表示は「160」。球団の日本人投手では平良や甲斐野に並ぶ最速タイ、自己記録の1球だった。最後はフォークで空振り三振に仕留め、ロッテ打線を「しんどく」させた。

「(状態は)全然良くないです」。最速の高揚感は皆無だった。疲労感に「万全ではない時にどれだけパフォーマンスできるか」を模索し続ける。「今年は割と感覚が良くない中で、何とか試合を作れている」という。球速アップの理由を「力の抜き方がうまくなった」と説いた。投げ方だけではない。体調面で力が出にくい時こそ、勝負を読みきってみせた。

4回に山本に二塁打を浴び、今季初めて適時打を許した。開幕から続いていた得点圏無安打記録も31打席で止まったが「試合に勝てるゲーム作りが僕らの仕事」と先発の役目を全うした。昨季は4勝21敗の対ロッテ。「去年の分までやり返してやろうという気持ち。まだまだ勝てるように」。この言葉だけは力を込めた。【阿部健吾】

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