
<中日5-4阪神>◇24日◇バンテリンドーム
球審の不規則なジェスチャーが混乱を呼んだ。
9回、2点を追う阪神の攻撃。中日松山晋也投手(24)が、先頭の渡辺諒内野手(30)にフルカウントから低めのぎりぎりに直球を投げ込んだ。
球審の小林和公審判員は一瞬、腕を上げかけるような動きをしたが、すぐに引っ込めた。判定はボールで四球になった。中日ファンの中にはストライクと勘違いして拍手した人もいた。
中日井上一樹監督(53)がベンチを出て、ジェスチャーの意味を確認したもよう。場内はざわついたが、同監督も納得した様子で引き下がった。