
<中日-阪神>◇24日◇バンテリンドーム
阪神先発の大竹耕太郎投手(29)が5回を7安打無四死球2奪三振3失点で苦手とするバンテリンドームのマウンドを降りた。
初回、中日先頭岡林勇希外野手(23)に右前打で出塁を許すと、2死二塁から4番オルランド・カリステ内野手(33)に左翼への先制適時二塁打を浴びた。チームとしては大竹が1日の5回に打たれて以来中日戦33イニングぶりの失点となった。
直後の2回表の攻撃で佐藤輝明内野手(26)が右越え同点ソロを放つが、裏の守備で岡林に2死二、三塁から左前適時打を浴びて2点の勝ち越しを許した。
この日の成績を含んだ対戦成績が打率4割2分3厘の岡林、同打率4割1分7厘のカリステと相性の悪い打者2人に苦しめられた。特に岡林は3打数3安打だった。
バンテリンドームでは5度目の先発。過去4戦では自身0勝3敗で、この日の結果を合わせて防御率は4・68となった。
3回以降は無失点で6回に味方打線が同点としたため敗戦投手はまぬがれたが、勝ち負けがつかず今回も勝利投手とはならなかった。