
<中日-阪神>◇23日◇バンテリンドーム
阪神バッテリーが、中日の作戦を見事に封じた。
0-0の5回1死一、三塁で打者山本泰寛内野手(31)の打席。1ボールからの2球目、山本はバントの構えをした。三塁走者が事前にスタートを切らない「セーフティースクイズ」とみられたが、投球が高く浮いたため山本はバットを引いた。
だが、三塁走者のオルランド・カリステ内野手(33)がスタートを急いだか、大きく飛び出していた。捕手の坂本誠志郎(31)はその動きにすぐ気付き、好送球でアウトにした。
この回は先頭からの連打で無死一、三塁とされたが、大ピンチを無失点で脱した。