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【DeNA】石田裕太郎「打たれたのは父のせい」“準ノーノー”の快投で先発ローテ争いに名乗り


DeNAの石田裕太郎投手が中日戦で1軍復帰し、“準ノーヒット”の快投で勝利を収めました。石田は4回までノーヒットを続け、5回に初安打を許しましたが、その後は一人もランナーを出さず完封勝利。石田は先発ローテーション争いに名乗りを上げ、チームは連続8カード負け越しなしを達成。試合中、彼は冷静さを保つために靴ひもを結び直し、最終的に中日の田中をツーシームで三ゴロに仕留め、1安打完封勝利を味わいました。ファームでの調整やデータ班の協力もあり、石田のピッチングスタイルに新風がもたらされ、コーチからの評価も受けています。

DeNA対中日 DeNA先発の石田裕(撮影・江口和貴)

<DeNA4-0中日>◇22日◇横浜

48日ぶりに1軍先発マウンドに上がったDeNA石田裕太郎投手(23)が、“準ノーノー”の快投で勝利に導いた。4回までノーヒットピッチングを続け、5回先頭で初安打を許すも、以降は1人も走者を出さない投球を披露。競争が厳しい先発ローテ争いに名乗りを上げた。蝦名達夫外野手(27)も3安打猛打賞と2つの好守で2年目右腕をもり立て、チームは8カード連続負け越しなしで今季最多タイの貯金3と勢いを増す。

   ◇   ◇   ◇

靴ひもを結びなおした。9回2死、完封勝利まであと1アウト。石田裕があえて間をとった。「ポンポンいかないように、落ち着いていられるようにと言い聞かせてました」。前夜に決勝ソロを放った中日田中をツーシームで三ゴロに仕留め、ガッツポーズで1安打完封勝利をかみしめた。

ニュースタイルを印象づける快投だった。1回先頭、岡林はシンカーで左飛。ファームで精度を上げ、緩めのチェンジアップのように改良した球を左打者対策で多投。5回先頭のカリステに許した左前打以外は安打を許さなかった。前夜には大のDeNAファンの父から「最近、ノーノーという文字を見るからやってくれよ」と連絡が。「5回でまだヒット0だなと思った瞬間に打たれた。お父さんのせいにしたいと思います」と苦笑いしながらも、今季初白星をかみしめた。

本来の力はこんなもんじゃない。球種が豊富で手先も器用。制球力も申し分なく、指標も抜群に良かった。それでも今季結果がついてこなかった。データ班やAIチームが配球の組み立てやピッチデザインで新たな形を提供。ファーム調整中にはコーチ陣から将来像について、資料とともに「エース級の投手になれる」と熱く説明を受けた。助言通りの快投に、小杉投手コーチも「裕太郎本来の能力からしたらこの結果も当然のこと。スーパーローテ級です」と称賛した。

このチャンスを逃すわけにはいかなかった。東、バウアー、ケイ、ジャクソンらがひしめく先発陣の争いは激しいが「それを言い訳にはしたくない。どかすくらいの気持ちで」とひるむつもりは全くなかった。40日ぶりの1軍登板で結果で実力を証明。お立ち台で「僕もいるぞ、という気持ちで投げました」と言った。2年目右腕がローテ争いをより激化させる。【小早川宗一郎】

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