
DeNA宮崎敏郎内野手(36)が復帰後初スイングで快音を響かせた。2点を追う2回1死一塁、ヤクルト山野の低め直球を巻き付くようなスイングで引っ張り込んだ。左翼線への二塁打でチャンスを拡大。チームメートからの祝福に二塁ベース上で右手を挙げてクールに応えた。
今季は試合前まで22試合で打率2割3分、5打点で2日に出場選手登録を抹消されていた。ファーム調整期間は3試合に出場して8打数1安打。2軍施設DOCKでのライブBPも5回ほど行うなど、実戦形式の練習で感覚を養ってきた。
三浦大輔監督(51)は試合前、「本人の感覚と周りのコーチが問題ないということでゴーサインが出たので呼びました」と説明。続けて「打撃が売りの選手ですから宮崎の技術を持って今日の試合に臨んでもらうのを楽しみにしてますし、期待をしてますし、良い形で宮崎の前に走者を出すことも必要。打線としてバウアーを援護していきたい」と期待を込めていた。