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青学大が国学院大に先勝し史上4校目の5連覇へ王手 エース中西聖輝が3安打完封で6勝目


青山学院大学(青学大)が国学院大学に1-0で勝利し、史上4校目となる5連覇に王手をかけた。決勝打を放った主将の藤原夏暉の右前適時打が得点を決定し、先発した中西聖輝投手が完封でこの1点を守り抜いた。特に6回の無死二、三塁のピンチを切り抜ける場面では、中西が力強いピッチングを見せ、重要な場面でフォークを駆使して2者連続三振を奪う活躍を見せた。これにより青学大は残り1勝で5連覇を達成する状況になり、チーム全体が強い気持ちで次の試合に臨む意気込みを示している。

青学大対国学院大 先発した青学大・中西(撮影・柴田隆二)

<東都大学野球:青学大1-0国学院大>◇第5週第1日◇22日◇神宮

青学大が国学院大に先勝し、史上4校目の5連覇へ王手をかけた。5回、2死二塁から主将の藤原夏暉内野手(4年=大阪桐蔭)が先制の右前適時打。先発の中西聖輝投手(4年=智弁和歌山)がこの1点を守りきり3安打無失点で、今季3度目の完封で6勝目を挙げた。東洋大は中大に、日大は亜大に勝利。23日の2回戦で日大が勝ち、国学院大が負けると、国学院大の最下位が決まる。

   ◇   ◇   ◇

中西のエースの意地が、5季連続優勝へ後押しした。1点リードで迎えた6回、無死二、三塁のピンチを迎えると「こんなところで点を取られてたまるか。1点を意地でも守り抜く。その一心でした」。マウンドに駆け寄ってきた渡部海捕手(3年=智弁和歌山)に「一番リスクのないアウトをとろう。三振をとるよ」と話し、ギアを入れた。

1球1球に強い気持ちが乗り移った。得意のフォークで2者連続三振。迎えた4番の渡辺嶺内野手(4年=国学院久我山)には、150キロの真っすぐで真っ向勝負。左飛に打ち取りピンチを切り抜けた。「負けたくない、という思いだけ。今季、2敗もして情けない登板もあった。僕の右腕で1勝をもぎ取るという強い気持ちでした」。チームメートや、安藤寧則監督(48)の「頑張れ!」という声に後押しされ、堂々と投げきった。

5季連続優勝まであと1勝も、手を緩める気はない。安藤監督が「あと1勝が難しいのが東都。ここからが本当に大変。自分たちがやってきたことを出し切って結果的に勝てたら最高」と言えば、中西も「明日は全員で、何が何でも圧倒したいと思います」と力を込めた。25年の最強青学が勝負をかける。【保坂淑子】

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