【広島】３年目左腕、ファームで驚異の防御率０・00を更新中 杉田玄白の子孫で慶大出身

長谷部銀次

＜ウエスタン・リーグ：広島7－4くふうハヤテ＞◇20日◇ちゅ～る清水

プロ3年目左腕の広島長谷部銀次投手（26）が、17試合連続となる無失点記録を更新した。

3点リードの最終回に5番手で登板。先頭の元DeNA倉本をフォークで左飛。次打者の2球目にはこの日の最速150キロを計測し、直球で右飛。最後の打者には、初球146キロ直球で三ゴロに仕留めた。

これで17試合に登板し、16回1／3を8安打、11奪三振、4四死球、無失点で防御率0・00とした。

長谷部は24年7月21日阪神戦（甲子園）で1軍デビュー。昨季は中継ぎで5試合に登板し、7回無失点の成績を残した。10月3日ヤクルト戦（神宮）では、2回無失点でプロ初ホールドをマークした。

中京大中京（愛知）、慶大を経て、トヨタ自動車から22年ドラフト6位で広島に入団。江戸時代の蘭学（らんがく）医、杉田玄白の子孫にあたる。